シックス・センス
(1999・米) 監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
Cole: You think I'm a freak?
Lynn: Look at my face. I would never think that about you ...ever. Got it?
Cole: Got it.
get
には「理解する」という意味があります。「わかんない」なら
I don't get it. で。「わかったわね?」と念を押したければ、
Got it? (Have you got it? を略したもの)を。このときの発音は語尾を上げて。
でもって「わかった」ら 語尾を下げて Got it.と言えばオッケー。
<例>
I don't get it. I don't get your game.
どうも附に落ちんな。君のねらいが分からん。
Don't you, Mr. Mars?
何がだ? マースさん。
Wondered why you didn't ask me who I was.
You're telling me Geiger was in a racket of some kind.
俺が誰か聞かないのは変だと思ってた。知ってたんだな。ガイガーは何か裏の仕事を?
『三つ数えろ
』
【訳】 Cole: 僕を変な子だと思う? Lynn: あなたのことをそんな風に
思ったことは一度もないわ。わかった? Cole: わかった。 | |
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他の子と違って変わったところのある少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)の
母リン(トニー・コレット)。息子のことを心
配は心配だけど、愛していないなんてそんなこと決してないのです。そんなコール少年
の情緒不安定さがどこから来ているのか、児童心理学者マルコム(ブルース・ウイリス)
はカウンセリングを続けるうちにある重大な事実に直面することになります。
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> My nose is running.
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結婚式のビデオで友人の一人がお祝いのメッセージを述べています。この
頃は幸せだったマルコムですが、ある事件が起こって以来二人の仲は冷め
切ったままなのです。
Woman: I love you guys. My nose is running.
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▼ だいたい想像はつくと思うけれど、この run は液体などが流れ出る
こと。あまりのうれしさに話しているうちに感極まったこの友人。
「鼻水が出て」きちゃいました。
鼻水が出るは他にも I have a runny nose. という言い方も。
run は I'm running a fever.「熱が出る」やストッキング等を「伝線させる」という
時にも使えます。
ところでこの guys ですが、 guy は一般には
「男性」のことを指しますが、 guys は男性も女性も含めて「みんな」
を意味します。女性ばかりでも Hi, guys.と呼びかけてオッケー。
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> Go with it.
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近所のトミー(トレヴァー・モーガン←ジュラシック・パークで恐竜にさ
らわれる役の男の子)は子役でCMタレント。学校になじめない息子を心配
したコールのママに頼まれて、毎朝一緒に登校することに。
Tommy: Hey freak, how'd you like that
"arm around your shoulder" bit.
I just made it up. I _went with it_.
The great actors do. It's called improv.
┌───────────────────────────────┐
▼ この it は the flow「流れ」のこと。Go with the flow. は
世の中の流れに「ゆったりと身をまかせて行こう」とか「時勢に従う」
と言う意味で、ヒッピーに代表される60年代に生まれた表現だそうナ。
「成り行きにまかせる」時に使う表現です。仲のいい少年たちが
肩をに手をまわして歩くシーンを見たことがあると思いますが、あれ
はあくまでトミーの bit「型にはまったお決まりの演技」ってわけ。
improv「アドリブ(improvisation の短縮形)」も自然に出るおいら
は天才って威張るボクちゃんのセリフです。
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Tommy: おい、変人。ボクの仲良しのふりどうだ? 自然に手が
出てお前の肩に。うまい俳優がやるアドリブってヤツさ。
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> I would give anything to...
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息子コールの出演する学校劇に仕事が忙しくて見に行けなかったことを
謝るママのセリフです。
Mother: _I'd give anything to_ have been there.
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▼ 「...するためには、引き換えに何でもあげるよ」それくらい
「したくてしたくてたまらない」そんな気持ちを現す表現がコレ。
仕事は抜けられなかったけれど、息子の晴れの舞台へは何をさて
おいても行きたかった。本当に行けなくて残念だという気持ちを
伝えています。
└───────────────────────────────┘
Mother: 行きたかったのよ。
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◆【今日のポイント】復習しましょ。
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成り行きにまかせたら。 Just ( ) ( ) ( ).
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鼻水が出てきちゃった。 My ( ) is ( ).
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海外に行きたくてたまらないよ。
I ( ) ( ) ( ) ( ) go abroad.
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みんな大好きよ!! I love you ( )!!
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Script / 英語 /シナリオを読もう
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DVD:コレクターズ・エディション/ポニーキャニオン
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原作本 /ジム・デフェリス
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原作本・英語/Peter Lerangis
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シックス・センス /シナリオ対訳本
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CD /IMPORT /サントラ
いつ気づいた? The Sixth Sense はお好き?
* massabienさん(M) ま、こんなものか
actually a bit too difficut to me!
* ふくぶちょさん(F) むっちゃいい
オチは好き。僕も最後まで気付かずまんまとやられたほうです。でも確かにあのオチ無くても十分いい映画だったと。逆にオチばかり注目されてちょっとかわいそうにも思います。どんでん返し監督みたく言われすぎてません?
* カメカメ さん(F) いいぞ
どんでん返しはオマケです。「もう死んでしまって会えない人との和解と魂の救済」が重要なテーマだと思いました。
私にはそれで充分でした。
* ハイビスカス さん(F) すごすぎる
私的にはとても素晴らしい内容で何度もみました。私は前からハーレイ君の大ファンなのですが今まで見てきた映画で大変素晴らしいと思いました。
* midmiz さん(?) いいぞ
鈍感な私はマルコムと同じ時まで気づきませんでした。やられたー。
* sweet monster さん(?) いいぞ
最後に、「あっ・・・・」て。meも本も読んだぜ。
* おぱーる さん(F) むっちゃいい
ハーレイ君の表情だけでも見る価値あると思う。一度目は最後のどんでん返しを楽しみ、二度目にはまったく違った見方が出来ました。好きな映画のひとつです。
* レイ★ さん(F) むっちゃいい
シックス・センスの映画は見ませんでしたが、本はすべて読みました。とっても好きな本です!!
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